取手方式とは

取手方式

この治療は、慢性腎臓病(CKD)で腎機能(糸球体濾過量:GFR)が徐々に下がっている状態をこれ以上下がらないようにするものです。
中には10年以上の長期間にわたりGFRが安定して、「生涯の透析回避」が達成できそうな人も増えています。治療法全体も少しずつですが進歩しています。

さらに「完全停止例」、腎機能が少しずつ改善する「寛解例」も少数ながら現れています。
治療は主治医や栄養士、看護師の努力と同時に患者さんの日常の養生で成功します。
取手方式は下記の治療により、CKD(慢性腎不全)の進行を抑える治療法です。

[主な治療法]

  1. 1.血圧調節
  2. 2.食事療法(低たんぱく食(0.8g/kg/日)、7g/日以下の塩分制限、適正なカロリー)
  3. 3.薬物療法 (尿たんぱく0.3g/日以下をめざした薬物療法)

(参考)

  • 椎貝達夫著 “透析なしの腎臓病治療” (講談社 2005)
  • 椎貝達夫著 “腎臓病の話” (岩波新書 2007)
  • 椎貝達夫著 “CKD診療は「蓄尿あり」で” (とりで通信115号p1-3, 2010)